船員手帳

船員手帳はあまり馴染みのないものかもしれませんが、船員の身分証明書です。しかもそれは「船員法」によって定められているのです。発行元は国土交通省になりますので、公的な身分証明書としても充分に活用する事が出来るのです。

船員手帳には本人の氏名、生年月日、本籍、さらには写真が記載されています。船員としての履歴、有給休暇の付与、船員保険や健康証明等が記載されています。

必要なもの

船員手帳を取得するために必要なものを列記してみましょう。

・船員手帳交付申請書
・雇用証明書
・戸籍妙本、あるいは住民票
・写真(縦55mm、横40mm)2枚
・印鑑
・収入印紙
・最近まで有効だった船員手帳(保持者のみ)
・両親、あるいは法定代理人の許可書(未成年のみ)

となっています。

写真は申請から6ヶ月以内、戸籍妙本、住民票は申請1年以内に発行されたものです。

そして健康診断を受けた後、役所等に申請する事で船員手帳を取得する事が出来ます。有効期限は10年となっています。

船員手帳の権利保護

船員手帳は、元々は権利保護のためのものでした。雇用がしっかりと成立しているのかどうかを確認するためのものだったのですが、国土交通省が発行している点。

さらには国によってはパスポート代わりに活用する事が出来る点などから、身分証明書としても活用する事が出来るのです。

あまり馴染みの無いものかもしれませんが、船舶業に携わっている人にとってはとても馴染みのあるものでしょう。

場合によっては運転免許よりも馴染みがある事だってあるでしょうからね。この事からも解るように、船員手帳もまた、身分証明書としてしっかりと機能してくれるものなのです。

ですが、船舶業に携わっていないと取得する事が出来るものではありませんので、誰でも取得出来るものという事ではありません。

運転免許や住民基本台帳のように、「とりあえず取っておこう」といった事は出来ません。

かといって船舶業に携わっている人は必ず取得しなければならないものですので、ある意味特別な身分証明書と言えるでしょうね。