動力車操縦者運転免許証

所有者は限られるものの、利用が可能な身分証明

公的な身分証明として認められるものとして、いわゆる免許証というものがあります。
一般的には自動車免許がこの扱いとなりますが、それ以外の免許証についても同様に身分証明証として利用することが可能です。
ここではその1つとして動力車操縦者運転免許証について見ていきます。

多くの人にとっては馴染みがない免許証かと思いますが、これは動力車、いわゆる電車や記者などの運転士としての免許ということになります。
正確には機関車、電車、気動車、路面電車、トロリーバスの運転免許がこれに当たることになります。
これはあくまでも日本においてのこれらの動力車の運転免許であるため、海外において同様のものを運転する権利は有していないことについては注意が必要です。

ただ、動力車操縦者運転免許には多くの分類があるため、それによって操縦することが出来る動力車には違いが生じてきます。
全部を紹介するのは難しいので、ここではその一部について紹介していきます。
たとえは甲種蒸気機関車運転免許は蒸気機関車の運転を認めた免許証の1つで、新設軌道などを運転する場合に必要なる資格です。

ほかにも、新幹線電気車運転免許や無軌条電車運転免許などの分類が存在しており、それぞれ運転するとこが出来る車種が変わることになります。

動力車操縦者運転免許の取得

では、動力車操縦者運転免許を取得するのにはどのような手続きが必要となるでしょうか。
この免許は受験を必要とする免許ですが、まずはその前提となる受験資格について確認しておきます。
動力車操縦者運転免許の受験資格は20歳以上であること、以外には基本的にはありません。

唯一条件が発生するのは一度動力車操縦者運転免許を取得したうえで取り消しを受けている場合です。
この場合は取り消しをうけた日から1年間は受験をうけることができませんが、それ以外については学歴も経験も国籍も関係なく受験をすることができます。

ただ、試験に移る前に身体条件の書くに人が必要となります。
視力は裸眼・矯正視力を問わず、両目で1.0以上でなければなりません。
さらに厳しいチェックが必要になるのが色覚で、色覚について異常が見られる場合については軽度のものであっても受験資格がなくなります。

さらに、クレペリン検査を行なうことも必要とされますので、人格的な問題がある場合についても取得が困難になります。

その上で、訓練と教習が行われます。
これは国土交通省によって認可されている養成機関を利用して教育訓練を受けるのが一般的です。
ただし、JRなどの大手交通企業については独自の養成施設を持っていることが多いため、それらを利用することになります。