子供のパスポート

未成年がパスポートを作る場合

日本のパスポートは原則的に成人年齢である20歳以上を対象に発行しています。

そのため申請をする日に満20歳に達していない未成年者に対しては、成人が行う手続きとは別に申請をしなければいけない事項が発生します。

ちなみに民法では婚姻をしている未成年は成人と同じとみなされるので、その場合には未成年であっても特別な手続きをする必要はありません。

未成年でも成人でもパスポートを申請するときにはまず都道府県で定められている旅券課の窓口を通して申し込みをします。

申請時には戸籍謄本・戸籍抄本や住民票など必要な書類を持参するのですが、そのとき未成年者は「一般旅券発給申請書」という書類の裏面に「法定代理人署名」という欄に親権者からのサインをしてもらわないといけません。

同居や近所に法定代理人が住んでいないという場合には、別にある書類を送付して署名したものを返送してもらいそれを貼付書類として出すことになります。

申請書はPDFファイルとしてダウンロードをすることもできるので、それを先方でプリントアウトして送付するという方法でもかまいません。

ですのでもし18~19歳で海外旅行に行くことを考える大学生などは、パスポート申請のための手続きには一般成人よりも手間と時間がかかるということは覚えておいてください。

未成年は有効期間が5年までです

パスポートには二種類があり、10年間有効のものと5年間有効のものとが分かれます。

10年間有効なパスポートは青色をしており、5年間有効なものは赤色なので見た目ですぐに判断をすることができます。

成人であればどちらか必要に応じて有効期限を選んで発行申請することができますが、未成年者の場合仮に法定代理人の署名があったとしても申請ができるのは5年間有効のもののみとなっています。

申請をする日に満12歳未満である子供の場合には申請時にかかる費用のうち手数料が減額されるのでやや安い費用で発行手続きがとれます。

それ以上の年齢の未成年者は成人用のパスポートと申請にかかる費用は変わりません。

子供のパスポートは未成年者本人が届け出をすることもできますが、法定代理人か代わりに行うことももちろんできます。

しかし仮に1~2歳といった幼い子供のパスポートであっても、申請時には必ず本人確認をすることとなっているので、申請をする保護者の分だけでなく子供本人の身分を示すことができる保険証などを一緒に提示するようにしましょう。

ただ子供のためのパスポートの場合にはお互いの住所や親権者の有無など難しいケースもありますので、どのような手続きが必要かについては実際に書類を提出する都道府県の窓口に問い合わせをしてみてください。