年金手帳の使い方

改革とともに変更になってきた年金手帳

年金手帳は現在日本国内で公的年金に加入している人全てに対して発行される手帳です。

これまで何度か年金についての法律は改定をされてきたということもあり、どの時代に発行されたかによって少しずつ年金手帳は様子が変化してきています。

現在年金手帳を持っているという人の場合、茶色のもの、オレンジのもの、青色のもののいずれかになっているかと思います。

年金手帳は基本的に本人が所有しておくものとされていますが、会社員の場合などは提出をしたあとずっと社内で預かるという方法がとられることもあるので今現在どこに自分の手帳があるかはしっかりと確認しておくようにしましょう。

年金手帳の内容で最も大切なのはそこに記載されている「基礎年金番号」です。

「基礎年金番号」とは年金加入者の全てに対してユニークに割り振られている番号のことで、青色の年金手帳以降は最初からそこに記載がされるようになっています。

オレンジ色もしくは茶色の年金手帳が発行されていた頃は基礎年金番号がありませんでしたので、あとから発行された番号が記載された書類を手帳に貼付をするような方法がとられています。

年金手帳の最も重要な役割はこの個別の年金番号の管理なので、身分証明書としての役割を果たすものとして使用がされています。

年金手帳の記載事項とは

年金手帳を詳しくみてみると、中には基礎年金番号の他に過去の年金の加入状況が記載されるようになっています。

年金にはいくつか種類があり、自営業者や専業主婦の人が入る国民年金と、会社員が加入する厚生年金、さらに人数は少ないですが船員が加入することができる船員保険というものがあります。

2015年時点の法律では日本国内で加入資格のある人は20歳以上になると自動的に年金手帳が発行されるようになっているので、20歳時点で大学生など収入がないという人は国民年金に加入をして月額の年金保険料を支払うことになっています。

それが22歳から学校を卒業して就職をした場合、会社員になると一旦国民年金からは抜けて会社が加入する厚生年金に入りなおすことになります。

それからその会社に在籍をしているうちはずっと厚生年金加入者になり、何らかの事情により退職となったときには再び国民年金へと戻ります。

こうした職歴と加入歴について個別に記載をしているのが年金手帳ということになり、その記録をもとにして実際に受給を受ける場合の金額が決定されます。

年金の記載内容に間違いがないかチェックを

年金手帳とは別に現在では「ねんきん定期便」としてその人の年金加入状況をお知らせする封書やハガキが届くようになっています。

以前より「消えた年金問題」として過去に加入してきたはずの年金がカウントされないなど行政側の不祥事が明らかになっていますので、年金手帳とともに「ねんきん定期便」の内容は常にチェックをして間違いがないようにしておくことが大切です。

今後もおそらく国民年金や年金制度全体はかなり大きく変更されていくということが予想されているので、そうした変更にも対応できるようにするため年金手帳はきちんと保管し自分の年金状況については把握をしておくようにしましょう。