健康保険証

最も手軽に利用できる身分証

日本において最も手軽に利用することが出来る身分証としては、やはり健康保険証を上げることが出来るでしょう。
というのも、日本において健康保険への加入は義務となっているため、全員が所有しているものであるためです。
ただ、どういったタイプの保険証なのか、というのは加入している健康保険の種類によっても違いがあります。

会社などの健康保険に加入している場合、保険証はその会社毎のものとなります。
デザインなども異なりますが、基本的な体裁は同じなので身分証としての効果にはそれぞれ違いはありません。

国民健康保険への加入の場合には、自治体ごとにデザインの違った保険証となります。
国民健康保険の場合にはまだカード型ではなく、紙面型のものもあり、携帯には不向きな場合もありますので自分の加入している健康保険の自治体がどのようなタイプの保険証なのかを事前に確認しておくと良いでしょう。
例えば東京都の保険証は多くがラミネートカードのような形のカード型となっていますが、札幌市の保険証はまだ紙面型となっている、というような違いがあるわけです。

ただ、この健康保険証の身分証明書としての効果について、多少の問題点があるとするのであれば顔写真が付随していないということが挙げられます。
身分証明の際に顔写真が付いているものを求められることも稀ながらありますので、その場合は保険証では利用することが出来ず、別の証明書を用意しなければなりません。

日本の健康保険証の変化

現在の所は自治体、ないしは会社毎のデザインで作られている健康保険証ですが、今後統一を進めていくという構想があります。
その1つが社会保障カード構想です。
これは健康保険証だけではなく年金手帳や介護保険証などの役割も兼任するタイプのカードとされる予定で、多くの証明書を持ち歩かずとも様々な場面に対応することが出来るカードとして構想が進められています。

これについては現在まだ構想段階ではあるものの、希望者については顔写真を入れることができるようにする、という案もあり、実現すれば今よりも保険証の身分証明証としての効果が向上することが考えられます。
2014年6月から配布が開始され、2015年1月から利用が開始されるように予定されて準備が進んでいます。

これは保険証としての効果を向上させるということが目的というわけではなく、税の一本化政策を進めるに当たって個人の情報が統合し易い状態にしたい、という政府側の考えから来ているものです。
いずれにせよ保険証以上の証明書効果を得ることが出来るため、今後利用できる身分証明証が増えると考えれば悪いことではないでしょう。