taspoは身分証明書にならない?

taspoについて

タバコを購入する際に必要なのが「taspo」と呼ばれているものです。タバコは年齢確認が義務付けられる事になりましたので、タバコを購入するのであればtaspoを取得しなければなりません。
資格ではなく、あくまでも「許可証」のようなものです。taspoを申請するためには以下のものが必要になります。
・taspo申込書
・運転免許証、健康保険証、住民基本台帳、年金手帳、福祉手帳、外国人登録証明書、住民票のいずれか一点のコピー
・顔写真(縦45mm、横35mm)
・公共料金の領収書(現住所と本人確認の住所が異なる場合のみ)
これらが必要になります。
未成年ではない事が証明されれば無事にtaspoを取得する事ができ、自動販売機でタバコを購入する事が出来るようになります。
ちなみに店頭ではtaspoは必要ありません。
>>taspoは店頭でも必要?
意外と勘違いしている方も多いようですが、自動販売機のみtaspoが必要です。

taspoは身分証明にはならないのか…?

そんなtaspo、身分証明書になるのかどうか疑問という人もいるかもしれません。
本人確認書類の公的性、さらには顔写真がある点を考慮したら充分に公的な身分証明書になるのではないかと思う人もいるかもしれません。
ですが、残念ながらtaspoは公的な身分証明書にはなりません。
そもそも、taspoの利用規約の禁止事項には、
・たばこ購入以外の目的で、身分証明等のためにtaspoカードを利用する事
と明記されています。
また、taspoの発行元は社団法人日本たばこ協会、日本自動販売機工業会。これらが主体なのですが、これらの組織は公的組織ではありません。
その点では、taspoは社員証の類のものとあまり変わらないのです。
たばこは法律によって未成年の喫煙が禁止されていますので、未成年の購入も禁止されています。それを防止するのが目的なだけであって、身分を証明するためのものではないのです。
利用規約にも禁止と明記されてしまっている以上、taspoは身分証明にする事も出来ませんが、元々身分証明書になるような性質のものではないとも言えるでしょう。
taspoをお持ちの方にとっては少々残念な話かもしれません。
ですが、taspoはあくまでも「たばこを買うためのもの」でしかないという事なのでしょう。
様々な個人情報が付与されているのですから、身分証明書になるだろうと思っている人も多いでしょう。
ですが、実際には「顔写真付きの名刺」程度のものにしかならないという事ですね。
残念に思う人も多いかもしれませんが、身分証明書に求められているのは、別の項でもお話ししたように、発行元の公共性です。
社団法人では、どうしても「公的」なものには成り得ないのです。