海外での車の運転

国外での免許証

皆さんは運転免許証は持っていますか?
日本における運転免許証というのは、あくまでも日本国内において車を運転する権利を示したものです。
そのため、その免許証だけでは海外で車を運転する権利がありません。

では、海外で車を運転したいと思う場合にはどのような資格を取得する必要があるのでしょうか?
その際に必要となるのが「国際免許証」というものです。
これは日本がジュネーブ条約に加盟しているために利用することが出来るものとなっています。

国際免許証は一度取得すればずっと使えるという性質のものではなく、あくまでも一時的な運転許可という扱いとなります。
国際免許証の有効期限は1年と短いですから、1年以上海外に滞在する予定の場合については、途中からその国の免許を取得するなどの準備をして置かなければ無免許となってしまいます。
実際にそれを知らずに海外で無免許運転として摘発されてしまうというケースも少なくありませんから、しっかり確認しておくようにしましょう。

では、実際に国際免許証を取得するためにはどのような手順が必要なのでしょうか?
実は取得自体はそう難しいものではなく、別途試験などを受けなければならないわけではありません。
各都道府県警察署に設置されている運転免許課や、運転免許センターなどに出頭し、発行の手続きを行なうだけで取得することが可能です。

ただ、この手続きをしてすぐに国際免許証が発行されるわけではありません。
おおよそ2週間程度の待機時間がありますから、海外に行く際には余裕を持って準備しておくことが重要になります。
取得の手続きは自治体によって違いがあることがありますから、該当する自治体に事前に確認をとっておくようにしましょう。

国際免許証はどこでも使えるのか?

では、この国際免許証を取得すれば全世界どこでも車を運転することが出来るのか、というと実はそうではありません。
前述の通り、この国際免許証の効果が発揮されているのはジュネーブ条約によるものです。
そのため、ジュネーブ条約に加盟していない国については基本的に国際免許証の効果を発揮しません。

ただし、ジュネーブ条約に加盟していないものの、例外的にドイツとスイスは国際免許証で運転をすることが出来るように制度設計がなされています。
旅行先の国が国際免許証に対応しているかどうかは事前に確認しておくようにしましょう。

ちなみにこの国際免許証の取得に掛かる費用は自治体によって違いますが、いずれもそこまで高額なものではありません。
例えば東京都で国際免許証の交付を受ける場合は2650円となっています。
それ程費用として大きなものが必要ない、ということは覚えておくと良いでしょう。